おいしくなりたいひと

大人の発達障害ADHD/ASDと診断されました。専業主夫の夫、子、猫と暮らしています。

感受性が強すぎる子供、「HSC」とは

 

こんにちは

 

共働き、バトです。

 

 初めて子供と映画を見に行った! 

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久しぶりに映画館に行きました。子供のお友達が映画「すみっこぐらし」という映画が見たいというのです。我が子は特別そこまですみっこぐらしが好きではないのですが映画は見たいということでいってみました。

映画館は子供向け映画はすみっこぐらしだけなような気がしますが子供がいっぱい!入場待ちでも子供がいっぱい!みなそれぞれ「すみっこぐらし」グッズを持っていました。きっとみんなすみっこぐらしをみにきたのでしょう。グッズも飛ぶように売れていました。

ネタバレはしませんが、アンパンマンのような、もしくはほのぼのしたようなほっこりしたような映画かと思いましたが・・・結構内容は重い仕上がりになっていましたのでびっくりです。   

 

 感受性が強すぎる子供? 

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そんななか、 映画出だしから泣き始める子供がいました。それはきっと小さい子供で映画館が暗い場所で、大きな音だからだと思います。しばらくしてクライマックスになって話がどんどん重くなっていきました。「かわいそうだ」という声とすんすんと泣く声がどこからともなく聞こえてきます。中には大泣きしている子もいました。

感受性がとても強いのです。映画が終わって外に出ても泣いています。感受性がとても敏感な子供の中には「HSC」という子がいるそうです。

HSCとは、ハイリーセンシティチャイルドといいます。大人は「HSP」と呼ばれ、5人に1人がこの症状にあてはまり、中にはとても苦しんでいる人もいます。

HSCとは
  • 車の窓を開けたら風の音が怖い
  • 暗い場所と大きな音が苦手
  • 他人が怒っていると自分が怒られているように感じる・・など

騒がしい場所が苦手だったり、登園や嫌がり泣き叫んだり・・・小さな子供だと、どこにでもありそうな光景ですが それが非常に多く、敏感すぎて大人になるにつれて、人の感情や空気を読み取りすぎて疲れてしまうそうです。嫌だという感情をごまかせないのは非常につらいところ・・・。対策は、予定を本人にあらかじめ伝えておき、時間の余裕を作っておくと心に余裕ができるそうです。(たとえば映画館なら、これから暗くなるということ、音量が大きくなることなど)

人の感情を読めない「アスペルガー(ASD)」の私ですが「不安障害」になったときに特徴がよく似ていいると思います。不安障害になった時もあらかじめ予定を予習しておき、過剰にならないように配慮しました。

 

 感受性が強くても大変なことが分かった 

人の感情が読み取れない私からしたら感受性は欲しいものですが、感受性が強すぎるものかなり大変な暮らしのようです。中には不登校になったり・・・家から出られない、なんてこともあるようです。これはどんな障害(HSCは障害ではないようです)でもあてはまることで、過剰すぎるのも大変なのでほどほどがいいなと思いました。

ちなみに我が子は今回の映画、面白かったそうです。(かわいそうとか、映画に対する質問はありませんでした)4歳7か月、初映画、途中でトイレに抜けたくらいであとは静かにイスに座ってエンドロールまで見られました。

私は映画の中身より「あの子、ないているな、あっちはかなしんでいるな・・・どうしてだろう?そうか、感受性の強い子供は・・・」と考えてしまうので、本編の話を無視して遮り全然違う話を考えてしまうADHDの特性が強く出てしまうのでちょっと苦笑いです。

 

ここまでよんでいただき、ありがとうございました。

 

おわり