遊戯王とヴァンガードのスタン落ちについて語る
こんにちは
共働き、バトです。
我が家には、義実家に行ったとき久しぶりにつけたTVの中で「カードファイト!ヴァンガード」を偶然見ました。
そのヴァンガードは2011年度の初代に戻っていました。調べたら、嬉しいことに再放送ではなく過去アニメを完全リメイクしたものだったのです。これはファンにはたまらないでしょう。正直うらやましいです。
公式配信にて、youtubeから1話から見れるので見てみました。新規参入にはうれしい限りです。以前遊戯王の元決闘者だった私から言えば、2018年度アニメ1、2話で説明していたヴァンガードのゲーム設定もわかりやすく、今度はヴァンガードを始めてもいいかな?というくらいと思いました。
カードゲームにおけるスタンダード環境の変更
ところがです。2018年のアニメ開始とほぼ同時にヴァンガードカードゲーム環境ではある事件が起きていました。所謂「スタン落ち」と言わざるを得ない状況でした。
スタン落ちとは、トレーディングカードゲームの標準的なゲーム設定環境(スタンダード環境)を公式で変更させて定期的に過去のカードを制限していくルールのこと。
過去のカードを使えなくするメリットは、過去のカードの価値を下げて、今までの既存カードプレイヤーと新規参入者と復帰組との「カード資産」の差を減らして新規プレイヤーを導入するねらいがあります。
カードゲームプレイヤーを「タイトル」に縛り、環境をリセット(ルール変更)することによってカードのインフレを抑え、復帰組と新規者を導入しカード人口を増やします。それによりカードの売り上げも上がります。
ヴァンガードでは2018年に「今まで使用していたカード+これから新たに発売されるカード」を組み合わせたデッキ使用を「プレミアムスタンダード」とし、
「これから新たに発売されるカード」のみ使用を「スタンダード」として新たにルールを作りました。
これが「スタン落ち」として騒がれていました。
遊戯王もスタン落ちと言われていた
遊戯王ではすでにマスタールール1(2011年)の時点で引退していましたが、その後マスタールール2,3と若干ルール変更があったもののルールを変更するというよりは「追加拡張」のような状態だったようです。マスタールール1でも追加拡張はありましたので、私の使用するデッキはいずれ使用できなくなるか使用デッキの弱体化は目に見えてきていたことで「シンクロ召喚」を最後に引退しました。
遊戯王も2017年に「リンク召喚」を導入した「新マスタールール」と言われるルール変更をしていました。一部ではこれまで共用していたカード同士が使用できなくなりデッキ変更を余儀なくされてしまったようです。
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ルール変更により家庭で困ること
ルール変更により我が家でもこまったことが1つ。それは「既存カードの価値が落ちた」ことによる売却査定の値下げでした。
いつも、生活費に困り、最後に手放していたのが遊戯王カードでした。(いったいどんな暮らしをしていたのかはまたのちほど)
運よくルール変更前にカードをほとんど売っていたのでその時レア度が高く、カード1枚で1万を超える収入があったこともあります。(遊戯王においてはゲームボーイアドバンスなどの「予約特典」やゲーム本体の「販売特典付録」の今では入手困難の未開封モノが高価買取対象でした)
ところが、ルール変更により今まで高価対象だったカードが一気に価格落ちとなってしまったことで、そのカードは今や数百円までになってしまいたった1枚のカードなんだけれども、生活費を補って助かった私としてはゾッとしました。正直、あのとき手放しておいてよかったなぁ・・・って思いました。
まとめ ルール変更のメリットとデメリット
ルール設定を複雑化したのち洗い直しともいえるスタンダード環境設定ですが、メリットデメリットがあります。
メリットとしてはルール変更で新規参入を導入すること、設定を改善して長く続けているプレイヤーと新規参入者の「カード資産」の差を減らすこと、
デメリットはスタンがないと「強いカードばかり発売せざるをえない」カードインフレがおこってしまう。ルール変更後は既存カードが使用できない場合もあるのでデッキを組みなおさなくてはならないことによるプレイヤー側の負担が大きくなることです。
ヴァンガードのアニメを見始めてちょっとだけ「カードゲームを始めてみようかな」と思ったものの、やはり現状の家庭環境と今後行われるルール変更はありうる話なので現状は断念せざるを得ない状況です。1番はカードゲームに使えるお金がないということなんですけれども・・・
何も考えずに箱買いしていたあの頃が懐かしいです。
ここまでよんでいただきありがとうございました。
何も考えずに購入していたあの頃がうらやましい!
おわり