おいしくなりたいひと

大人の発達障害ADHD/ASDと診断されました。専業主夫の夫、子、猫と暮らしています。

早期幼児教育の英会話で英語を話すことができるようになるのか

 

こんにちは共働き、バトです。

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 本記事の内容  早期の英会話幼児教育は本当に効果があるのか?   

早期学習がはやるこの頃。英語に至っては0歳から通う子もいます。我が子が通う保育園ではついにオプションで英会話教室と体操教室が導入されることになりました。これは保育園の親にとっては朗報です、何より忙しいのと仕事で子供を習い事に通わせてあげられる時間が確保できなかったのですから。保育園が園で実施となると移動時間も必要ないですし、何より安心、安全度が違います。ところで否定するわけではないのですが、一つ疑問が生まれました。それは「早期の英会話に効果があるのか」です。

疑問:英会話教室に行けば英語が話せてペラペラになれる?

 

 英語ができない親(自分)が早期教育の英会話に疑問を持つ   

私は英語ができません。「マジでー」「やばい」を使用しているので母国語である日本語ですら怪しいです。臨界期仮説(言語学習の取得できるのは10歳から12歳くらいまで)もあり、確かに早期学習こそ効果がありそうなのですが母国語と第二言語の両方の取得によって中途半端になってしまうダブル・リミテッド現象が起こるのではないかと危惧しています。(余計な知識を得たことで警戒しすぎです)

 

英語ができない自分が考えそうなこと
  • 意味はわからないけどとにかく話せばわかるようになる?(英会話)ペラペラになれる?
  • 意味はわからないけど大量の英語を聴き続ければそのうち英語がペラペラになれる?

 

1、意味はわからないけれどとにかく話せばわかる?これは魅力的ですがどうもそうではないようです。てっきり「英語圏の人と喋りあいをしていればそのうち話せるようになる」(=英会話)だと思っていたのですが、日本語を習得した今では英語は「第二言語習得論」に当てはまってしまうようです。

2、大量の英語を聴き続ければそのうち英語が話せるようになるのではとも考えましたがそうでもないようです。(=英会話)意味はわからないけれどジェスチャーでそのうち自分も話せるようになるのではと思っていましたが、これも「第二言語習得論」に基づくとできないようです。

 

 英語が「第二言語習得」ということに気づく   

「第二言語習得論」とは日本語がある程度できている状態から次の言語を取得することで、「聞く、読む」という2つの受け身作業を大量に行い、頭の中にインプットしないと次のステップである「話す、書く」というアウトプット作業に移れないとのことです。つまり、英会話は「聞く、読む」というステップを飛ばして「話す」ことが重点を置くので頭の引き出しに単語や意味が入ってない状態では何もできないということになります。 

適切なのは大量のインプット作業と少量のアウトプット練習で英語は理解して話せるようになるようです。

知らなかった・・・

 

英語ができる人ならば自然とわかっている作業なので子供に教えることができますが、英語が全くできない私には子供にコツを教えること、ができません。英語を習い始めた子供にコツを聞かれても答えられなかったのが現状です。この2点から行って英会話教室に行ってもペラペラ話すことができるようになるわけではないようです。むしろできません。

結果:英会話教室に通っても英語はペラペラ話せない

 

 早期英会話教育のメリット   

じゃぁ、ダメじゃん、お金の無駄ですね。と思いましたか?いいえ、違います。早期幼児英会話教育のメリットがあるのです。それは、異文化に触れることのよりモチベーションの上昇が期待できます。さらに今後英語学習が入ることになりますがその前に英語に触れること、異文化の人と対等にコミュニケーションすることによって、外国語を好印象を持つ傾向があるというデータがあります。英語学習への動機付けも高くなる傾向があるということだそう。それは年齢が低ければ低いほどそのコニュニケーション意欲が高くなるそうです。外国語ということに身構えないということでしょうか。とてもいいことだと思います。ただデメリットもあり、日本に来る英会話講師が言語教育の専門家ではないのでネイティブスピーカーではないということです。

 

結論:早期幼児教育である英会話学習は英語を話せることを目標にすることではなく、英語に慣れさせることが目的

 

これさえ押さえれば「なんだ話せないじゃんがっかり」という気持ちは起きなくて気が楽になりそうです。

 

 まとめ 始めるなら「体験教室から」   

とりあえず始める前にはまず体験教室からです。あとは本人の希望によってやるかやらないかを決めたいと思います。あくまで「親の期待<子供の希望」を優先にすることが第一です。取得できるかどうかはその次の課題なので、体験教室を行ったらまたレポートしたいと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

こちらも参考になります。

 

ippjapan.org

 

終わり