固定金利返済中に住宅ローンの繰上げ返済ができなかった訳
こんにちは
共働き兼業主婦、バトです。
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本記事の内容 「返済額軽減型」の繰上げ返済ができなかったのはなぜ
憧れのマイホーム!という時代はもう言わないのかもしれませんが、家を購入しました。結構な金額です。ローンという名の借金は残ります。住宅ローンの返済は早ければ早いほどいいというのが定説で(諸説ありますが)、早速住宅ローンの繰上げ返済をしました。ところがここで引っかかってしまったことがありましたので今日はそこをお話ししたいと思います。早い話、希望通りの住宅ローン繰上げができなかったのです。
住宅ローンの繰上げ返済の仕方は主に2通り。
住宅ローンの繰上げの仕方は、主に2通り。1つは「期間短縮型」で、毎回の返済額を変えずに残りの返済期間を短縮するタイプ。大半の人がこちらを選ぶらしいです。銀行も通常はこちらを選択します。もう1つは「返済額軽減型」これは、総返済期間はそのままにして、月々の返済額を減らすというタイプ。ともに、メリット、デメリットがあります。
期間短縮型で住宅ローンを繰上げ返済してみた
毎回の返済額を変えずに、残りの返済期間を短縮する「期間短縮型」。第一回目は王道のこちらを利用してみました。
期間短縮型とは、一部繰上げ返済をすることで返済時の資金は全て元金の返済に充当されます。80万円繰上げ返済してみました。2年、返済期間が短くなりました。
繰り上げ返済 | ||||
返済日 | 繰上返済 | 繰上年月 | 支払期間 | |
ローン開始 | 開始月 | - | ー | 35年 |
第1回返済 | 3年半後 | 80万円 | 24か月 | 33年 |
完済時期を早めたいなら「期間短縮型」です。
住宅ローンの繰上げ返済の仕方は主に2通り。
返済額軽減型で住宅ローンを繰上げ返済してみたくなった
現在の支出を抑えたいことと、目先の月々住宅ローン返済額を安くして固定費を下げようとしました。「期間短縮型」だと月々返済額が変えられないので、「返済額軽減型」で繰上げます。100万円繰上げすると月々は4200円ほどやすくようですなります。その日は銀行で99万円住宅ローン繰上げを行いました。
今現在の支出を抑えたいのなら「返済額軽減型」です。
「返済額軽減型はできません」!?まさかのお断り案内。
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住宅ローン繰上げ返済の経験があるので今回もごく普通にお願いしました。ところがこの回答でびっくり。
- 当初35年ローン
- 固定金利10年縛り中
- 1度繰上げ返済したので現在は33年ローン
- 借り換えはしていない
毎月の返済金額が下がったら固定費も下がるので支出も下がるから「返済額軽減型」にしようという安易な考えがいけなかったのか・・・???
と、実は返済額軽減型は「元金、金利の残りの返済期間で返済額を計算し直す仕組み」だったようなのです。
これは「期間短縮型」赤いラインの「B」のところが「住宅ローン繰上げ返済」です。元金を減らすことでその分の利息も減る仕組みです。短縮された期間に支払う予定だった利息が軽減されています。金額は「A」である「固定金利10年」以内に収まっていて金額は確定しています。
そして、「返済額軽減型」は、元金、利息は減ります。返済期間変わらずに「毎月の返済額」を下げるので赤いライン「B」が「住宅ローン繰上げ返済」されて削られる部分です。しかし、今回「A」である「10年金利固定」があり、それ以降の金利については「未確定」なのでそこの金利がわからないと計算のしようがないので総額がわからず選択することができないようです。
(全部金利固定)や(変動金利)は金利が一定なので「返済額軽減型」が使えるようです。つまり金利がはっきり一定でないと「返済額軽減型」の金額がでずに選択できないとのこと・・・!
一体いつなら「返済額軽減型」を選択して住宅ローン繰上げ返済ができるのか?
我が家では「固定金利」が終わる10年の区切りの時に「返済額軽減型」を選択して繰上げ返済ができるということでした。今すぐにでも「変動金利」にすることも可能でしたが、「約定」により「違約金」がかかるそう・・・!そこまでのリスクは負いたくないです。
まとめ 固定金利も変動金利もよく考えて選択しましょう
今回2度目も、ローン期間を短くする「期間短縮型」を選択せざるを得なかったので、2回目の住宅ローン繰上げ返済を行いました。10年住宅減税の恩恵をほとんど受けられないので初っぱなから飛ばして繰上げ返済してもまだまだです。今回の住宅ローン繰上げ返済にて期間は当初の35年から30年7ヶ月に短縮されました。
固定金利期間が終わる時期が来たらぜひ「返済額軽減型」を行いたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました
終わり