プテラノドンもぴー助も恐竜ではない、しかしスズメは恐竜だった!件について
こんにちは
共働き、バトです。
プテラもぴー助も恐竜じゃなかった!スズメは恐竜だった!件について
私個人的には、大変衝撃的な内容です。なにせ今まで「恐竜の中で一番何が好きですか?」と聞かれたら「フタバスズキりゅう」と答えていたくらいです。フタバスズキりゅうとは「首長竜」で日本国内で初めて化石が見つかった、鈴木さんが名前をつけたとして誇りに思っていたからです。最近、子供が恐竜にはまったことをきっかけに化石を見に行くために訪れた博物館に行きましたが、そこで衝撃的な事実があったのです。
恐竜の定義は、「直立歩行をする爬虫類」というカテゴリーからなっていました。つまり、ワニの祖先は四肢関節を曲げて歩行するのですが爬虫類はまっすぐ直立歩行するのでワニの祖先は恐竜というカテゴリーから除外されていました。同じ理由で翼を持つプテラノドンは「翼竜」として、フタバスズキリュウは「首長竜」として恐竜から外れていたのでした。あのポケモンの「プテラ」やドラえもんの映画に出てくる「ぴー助」(フタバスズキリュウの子供)は恐竜ではなかったのです。
なお、恐竜の名前によくついている語尾の「●●サウルス」とは「●●トカゲ」という意味だそうです。
- 竜盤類ー竜脚類:ブラキオサウルス
- 竜盤類ー獣脚類:ティラノサウルスレックス
- 鳥盤類ー剣竜、鎧竜類:ステゴサウルス、アンキロサウルス
- 鳥盤類ー角竜、堅頭竜類:トリケラトプス、パキケファロサウルス
- 鳥盤類ー鳥脚類:イグアノドン
- 翼竜類:プテラノドン
- 魚竜類:イクチオサウルス
- 首長竜類:フタバスズキリュウ
- ワニ類:サルコスクス
- その他
スズメは恐竜の子孫!
スズメは「鳥類」です。なんと、恐竜カテゴリーの中にある「鳥盤類」はその「鳥類」が含まれていることに判明したようです。と、いうかスズメに限らず、おなじみのみじかな「鳥」は全て恐竜ということになりました。
ティラノサウルスレックスは羽毛が生えていた
前回の博物館記事と少しダブりますが、1996年以降、ティラノサウルスに羽毛がついていたということがわかり、その後のティラノサウルス模型には羽毛がはえるようになりました。そして前よりもっとトカゲらしく前にかがむ姿勢をとるようにまりました。
ティラノサウルスレックスは
ティラノ(暴君な)サウルス(トカゲ)レックス(王様)
という意味を持っています。
恐竜は日本語にするとわかりやすくなります。
- ××サウルス=トカゲ(アンキロサウルス=連結したトカゲ)
- ××プス=顔(トリケラトプス=3本のツノのある顔)
- ××ドン=歯(トロオドン=傷つける歯)
- ××ラプトル=泥棒(エオラプトル=夜明けの泥棒)
- ××スクス=ワニ(サルコスクス=肉のワニ)
- ××ミムス=獣(オルニトミムス=鳥もどき)
- ××ニクス=爪(バリオニクス=重いカギ爪)
- その他(デルタドロメウス=三角州を走るもの)
まとめ 恐竜を調べれば調べるほど面白さUP
いかがでしたでしょうか。サウルスはトカゲという意味を持つと「恐竜カテゴリー」がわけやすくなってきました。ラプトルカテゴリーは集団で行動しているイラストをよく見るのでハイエナ的なイメージなのでしょうか。スズメは恐竜、という文章は博物館にも記載があったので今現在は恐竜カテゴリーになっているようです。まだまだ調べてみる余地は十二分にあります。これからもっと博物館に行ってみたいと思いました。国立科学博物館がオススメだそうです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
終わり。